前橋商工会議所概要
組織概要
商工会議所とは?
商工会議所は、商工業者の自主的な意思により、商工業者自らが組織している団体です。現在全国で515会議所があり、125万を超える事業所に会員としてご加入いただいております。
商工会議所の主なミッション
- 国・県・市等への提言・要望
一歩先んじた政策提言や要望を展開 - 中小企業の活力強化
中小企業の成長への挑戦を全力で後押し - 地域経済の活性化
地域の力を再生させる取り組みを強力に推進
前橋商工会議所について
前橋商工会議所は、現在約4,300件の会員に支えられている地域総合経済団体です。3つの基本方針のもと、組織ビジョン・まちづくりビジョンを策定し、事業に取り組んでおります。
3つの基本方針
①会員企業の発展に繋がるきめ細かな経営支援
②歴史や文化、地域資源を生かした活力あるまちづくり
③全国の商工会議所と連携した強固な政策提言機能の確立
組織ビジョン・中期行動指針 2021-2025
- 組織力の強化
新たな時代に対応できる組織・財政基盤の確立 - 経営支援 中小企業の経営力強化
経営者が自社の5年後、10年後をイメージできる経営サポート - 産業振興 地域経済の活性化
攻めのデジタル技術等を活用した変革と事業イノベーション - まちづくり 地域を創る
まちの価値を高め、Well-beingなまちづくりの推進
まちづくりビジョン 2022-2025 Well-beingな前橋~暮らしやすいまち
前橋商工会議所では、地域が抱える諸課題に対して、具体的な取り組みの方向性をまとめるべく、2013年に「前橋商工会議所 まちづくりビジョン」を策定しました。策定したビジョンは、10年後の前橋が市民にとって、より一層暮らしやすいまちにするための指針としてまとめたものでしたが、時代の変化は著しく、社会経済環境は大きく変化しました。
そこで、今般、まちづくり推進委員会( 第26期設置) で議論を重ね、「前橋商工会議所 まちづくりビジョン Wellbeingな前橋~暮らしやすいまち」と改めました。このビジョンのもと、2025年を目標年度として引き続き事業を進めることで、理想のまちの実現を目指します。
前橋商工会議所の組織体制
前橋商工会議所組織図

正副会頭・専務理事・常務理事
会 頭 | 金子 昌彦 | カネコ種苗㈱ 代表取締役社長 |
副会頭 | 小林 要一 | 小林工業㈱ 代表取締役会長 |
副会頭 | 石川 靖 | 朝日印刷工業㈱ 代表取締役会長 |
副会頭 | 田中 仁 | ㈱ジンズホールディングス 代表取締役CEO |
副会頭 | 入澤 広之 | ㈱群馬銀行 代表取締役副頭取 |
専務理事 | 稲田 貴宣 | |
常務理事 兼 事務局長 | 村井 誠志 | |
監事
監事 | 田子 一夫 | 税理士法人田子会計事務所 会長 |
監事 | 立見 丈夫 | 立見建設㈱ 取締役会長 |
監事 | 田部井 俊勝 | ぐんま共済協同組合 顧問 |
常議員会
議員のうちから選ばれた36名の常議員と正副会頭・監事によって構成されています。事業運営に関するほとんどの事項はこの常議員会の承認を経て実施されます。
部会
当所には、業種別12 の部会があります。部会は同業種の関係者との交流の場となり、会員の声を商工会議所事業に反映させるための重要な組織です。すべての会員はいずれかの部会に所属します。
食品部会 | 神山 光永 ※食品部会の活動概要 |
卸商業部会 | 都丸 和俊 |
小売商業部会 | 降旗 栄二 |
建設部会 | 三原 豊章 |
工業部会 | 宇井 正典 |
飲食観光部会 | 腰髙 博 |
理財部会 | 片倉 正彦 |
交通運輸部会 | 藤野 隆司 |
情報メディア部会 | 前田 修 |
エネルギー環境部会 | 矢端 和之 |
専門・文化部会 | 中島 利郎 |
サービス部会 | 井上 哲孝 |
委員会
当所では、事業計画に基づき、経営支援やまちづくり、行政等への政策提言を行っておりますが、その目的達成に必要な重要事項を常時調査研究するために委員会が設置されております。委員会には、当所の全ての議員がいずれかの委員会に所属し、その構成メンバーは様々な業種で構成されています。そのため、委員会では多角的な議論がなされます。
令和7年度 前橋商工会議所 事業計画
前橋商工会議所では、今年度の事業テーマとして“新たな成長へ、自己革新に待ったなし~徹底した省力化・人材育成・多様性にチャレンジ~”を掲げました。「人手不足」という難題に向き合い、粘り強く自己変革への「チャレンジ」を進める中小企業を積極的に支援してまいります。
また、商工会議所と市が連携し、「Green&Relax構想」と「前橋市アーバンデザイン」を融合した洗練されたデザイン都市「湧く湧くまえばし」を目指し、地域の商業環境にも新たな活力をもたらすようまちづくりを推進します。そのためにも、会員企業の皆様と一緒に「皆がいいこと、今よりももっといいこと」を合言葉に現場の声を大切に、双方向の対話を重視した支援を実行していく所存です。
【経営支援】
〇中小・小規模事業者の人手不足への対応と事業再構築に向けた伴走支援
・「経営発達支援計画」に基づく事業者の発達段階に応じた支援
・行政や金融機関などの関係機関と連携した伴走支援
・事業承継に対する各種機関・金融機関等との連携支援強化
・事業継続力強化(BCP策定)に向けた支援
・賃上げの原資確保に向けた支援~パートナーシップ構築宣言の推進
〇創業、スタートアップを支援するためのエコシステムの構築
・ローカルゼブラ企業(※1)(地域課題解決を目指す持続可能な企業)の創出支援
・マチスタント事業(※2)と連携した企業支援
・スタートアップ拠点の検討・設置
〇「前橋商工会議所版環境アクションプラン」の推進と具体的取組支援
【産業振興】
〇事業者の販売促進事業の推進とマーケットの開拓
・販路拡大のための展示会や商談会への出展支援
・越境EC等を活用した海外への販路開拓、海外展開の支援
・飲食店や小売商業者等への消費喚起につながる支援事業の実施
〇行政や前橋観光コンベンション協会等と連携した地域観光資源活用の促進
・台湾や在日フランス商工会議所等との経済・文化交流推進のためのインバウンドビジネスの推進
・歴史まちづくり計画の推進
・前橋の知名度向上やブランド化に向けた「赤城の恵ブランド」などの事業の支援
・生産者や農協等との農商工連携(6次産業化)の推進
〇生産性向上や新たな価値創出のためのDX推進
・身の丈に合ったIT技術(DX等)の利活用の支援
【まちづくり】
〇Well-being なまちづくり(暮らしやすいまち)の推進
・デザイン都市まえばしを実現するための「前橋市アーバンデザイン」や「Green&Relax構想」の推進
・稼ぐ地域の仕組み実現に向けたローカルファーストなまちづくりの推進
・まちなかの再開発事業への積極的支援・協力
・MDCや太陽の会、前橋中心商店街協同組合等との連携による新たなまちづくりの企画・検討
・楽しいまちなか創出のための各種イベント等の企画・実施並びに情報発信強化
・まちなかの新規出店者同士の新たなコミュニティの場の創出と新事業展開の検討・実施
〇わかりやすく、利便性の高い交通ネットワークの構築
・「前橋市地域公共交通計画」の推進
・前橋市スマートモビリティチャレンジ事業(GunMaaS)の登録者増加等の推進
・県庁~前橋駅クリエイティブシティ構想の推進
〇「前橋商工会議所まちづくりビジョン2022-2025」改訂版の検討・策定
【ひとづくり】
〇人材の確保にむけた支援
・事業者のニーズに応じた人材育成・リスキリングなどの研修会の実施
・前橋商工会議所人材育成プログラム「糸都ビジネスキャンパス」の充実
〇産学官金共創による人材育成
・事業者の自己変革とイノベーションの加速による地域経済活性化の推進(「産学官金共創ぐんま未来イノベーション会議」への参画等)
・官民共創コミュニティによるイノベーション人材の育成支援
・次世代を担う産業人材の育成や新規就職者の定着(「めぶく。プラットフォーム前橋」への参画等)
〇外国人人材の積極的活用支援
〇「働き方改革」と「健康経営」の推進
・企業イメージや信頼、従業員のエンゲージメントを向上させる「働き方改革」支援
・「健康経営優良法人」への認定申請支援
・前橋市歯科医師会やアクサ生命保険等との連携による従業員への健康増進事業の推進
【組織・基盤強化】
〇組織ビジョン・中期行動指針(2021-2025)に基づいた組織力強化と財政基盤の確立
・会員企業・商工会議所双方にとっての価値向上・生産性向上につながる「デジタル化・DX」の推進
・会員交流会や新会員オリエンテーションを通じた会員間の交流促進
・会議所の財政基盤確立のための収益事業の拡充
・ホームページやE メール、プレスリリース等を活用した積極的な情報発信・広報広聴活動の実施
・「組織ビジョン・中期行動指針2021-2025」改訂版の検討・策定
(※1)事業を通じて地域課題解決を図り、収益性を確保・継続、新たな価値創造や技術の活用等による革新的なビジネスを構築する企業
(※2)前橋市アーバンデザインに基づき進めている前橋版リノベーションまちづくりの取組で、まちのアシスタントとしての活動